こんにちは、環-Tamakiです。
41歳母・環-Tamakiは現在9歳息子と犬1匹・猫2匹と田舎でのんびり暮らしています。
フルタイム勤務(在宅勤務)をしているシングルマザーです。
ズボラで干物気質な母・環-Tamakiの日々の暮らし・働きかたを発信しています。
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はじめに
サンライズ瀬戸乗車の経緯

41歳母・9歳息子の2人で広島旅行(野球観戦)をした際、東京まで帰るため高松→東京まで寝台列車「サンライズ瀬戸」に乗車しました。
旅行好き・電車好き親子の2人旅です。
広島から岡山に移動し、岡山から乗車することも可能でしたが
せっかくなので四国に初上陸し始発の高松から乗車することにしました。
2年前にも広島旅行の際、東京→岡山までサンライズ瀬戸に乗車しています。
しかしそこでは数々の失敗をしてしまい(後述します)、苦い思い出となってしまいました。
今回はそのリベンジを誓い、2度目の乗車となりました。
- 寝台列車に乗ってみたい
- 寝台列車での注意点が知りたい
そんな方達のお役に立てたら嬉しいです。
旅行関連の記事も、ぜひ読んでみてくださいね!
過去のサンライズ乗車失敗談

我が家では、2年前にもサンライズ瀬戸のシングルツインに乗車したことがあります。
しかしその際は、いい思い出がなく…正直もう乗りたくないと思った程でした。
失敗①揺れ・音・光で眠れない
電車で横になって寝るという慣れない環境、そして寝台列車に乗るという興奮状態
電車の揺れ・電車の音・漏れ入る外の光…
いろいろ相まって、とにかく眠れませんでした。
最終的に眠ることはできましたが、疲労感が半端なかったです。
失敗②早朝からの時間潰しに苦労
岡山で下車したのが朝の6時台…
そのまま広島の尾道に移動し観光しました。
その日は広島駅近くのホテルに宿泊予定でしたが、チェックインは15:00
約9時間外で過ごすのはとても長く疲れました。
息子は当時7歳でしたので、なかなか厳しいものがありました。
寝台列車で眠ることができず頭もボーっとしていたため、
昼間利用できるホテルなど、休憩できる環境を確保しておくべきだったと反省しました。
今回は過去の経験をふまえ、
音対策→耳栓・光対策→アイマスク、早朝到着対策→帰宅での利用
としっかり対策をして挑みました。
そんな注意点・対策についても書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サンライズ瀬戸について
サンライズ瀬戸とは

四国エリアと東京を結ぶ寝台特急で、「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」を岡山で分割・併結して毎日運転しています。
車内は住宅メーカーと共同で設計し、木の温もりを生かしたインテリアに統一されています。
寝台は全て個室で、サンライズツインやシングルデラックスなど設備も多様です。
・停車駅(時刻)
停車駅:東京・横浜・熱海・沼津・富士・静岡・浜松・姫路・岡山・児島・坂出・高松
東京⇔岡山間は「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が連結して走行し、岡山で分割・併結を行います。「サンライズ出雲」は東京⇔出雲市駅を往復しています。
上り:高松(21:26)→東京(07:08)
下り:東京(21:50)→高松(07:27)
2023.04時点
・寝台の種類
A寝台:シングルデラックス
B寝台:サンライズツイン
B寝台:シングルツイン
B寝台:シングル
B寝台:ソロ
ノビノビ座席
・必要な切符、寝台料金
乗車券・寝台券・特急券または急行券が必要です。
また寝台料金は「おとな」と「こども」同額になります。
1人あたりの料金
A寝台:シングルデラックス 13,980円
B寝台:サンライズツイン 7,700円
B寝台:シングルツイン 9,600円(2人利用の場合追加で5,500円必要)
B寝台:シングル 7,700円
B寝台:ソロ 6,600円
ノビノビ座席:(寝台料金なし)
・その他設備
シャワー室、ラウンジ、自動販売機あり
シャワー室(3・10号車、4・11号車)を利用する場合は、3・10号車にある券売機でシャワーカードの購入(330円)が必要です。枚数に限りがあるため、乗車してすぐに購入することをおすすめします。
サンライズの予約方法

- みどりの窓口
- 旅行会社
- インターネット e5489(えきねっと)
予約をするにあたり調べたところ、サンライズの予約は上記3パターンが主なようです。
我が家は、インターネットe5489で取得しました。
(えきねっとでは、ノビノビ座席のみ購入可能なようです。)
乗車日1ヶ月前の10:00〜販売開始になります。
わたしも10:00ジャストにアクセスしました。
混み合って繋がらないということはありませんでしたが、
春休み期間・金曜日の出発ということもあり希望の部屋(サンライズツイン・シングルツイン禁煙室)は即完売してしまいました。
なんとかシングルツイン喫煙室を取ることができました。
個室はすぐに完売してしまうので、1ヶ月前の10:00ジャストのアクセスは必須だと思います。
若しくはキャンセル待ちを狙うのもいいかもしれませんね。
サンライズに実際に乗車した感想

シングルツインの2人利用
- 狭さ問題なし
- 荷物置き場あり
- 階段狭い
2段ベットタイプの個室ですが、空間の狭さは特に感じませんでした。
母と小学生の息子だったので問題なく過ごせましたが、大人2名だと狭さを感じるかもしれません。
荷物を置くスペースもあります。
大きなスーツケースは厳しいですが、小さなスーツケースであれば問題なく置けると思います。
(我が家はリュックサック2個だったので、スペースに余裕がありました)
ただ上の段に行くための階段はとても狭いです。
そこだけは窮屈に感じました。
サンライズ瀬戸の魅力
楽しい
とにかく楽しいです(笑)
寝台列車、大人も子どももワクワクします。
寝台の種類も多く、それぞれ違った楽しみ方がありgoodです。
特別感がある
特別感があり非日常が味わえます。
列車で眠りながら移動するという無二の時間でした。
雑魚寝空間があったり、ホテルのような空間もあったりで面白いです。
宿泊+移動が可能
エンターテイメント性があって素晴らしい列車ですが、
眠っている間に移動ができてしまうというのは時間を有効に使え、
忙しい人の実用的な利用にもおすすめです。
少しbadなところと対策
チケットが取りにくい
前述していますが、チケットが取りにくいです。
週末・土日祝・GWなどの長期連休は特にチケットを取るのが難しいです。
雑魚寝スタイルの「ノビノビ座席」は比較的取りやすいと言われていますが、
部屋数が少ない個室タイプを確保したい方は1ヶ月前の10:00ジャストを狙ってのチケット購入がマストです。
とはいえ1ヶ月前の10:00ジャストを狙っても、未だネット予約で「サンライズツイン」を取れたことがありません。
次回はみどりの窓口でチャレンジしてみたいと思います!
振動
寝台列車は速度もそれなりに出ているため、揺れは大きめです。
横になるので余計振動を感じるのかもしれません。
時間の経過とともに慣れてきますが、乗った直後は「眠れるかな…」と心配になるレベルで揺れを感じます。
乗り物の揺れが得意でない方は、酔い止めを準備しておくと良いと思います。
わたし自身も乗り物酔いをする体質なので、進行方向側に足を向けて寝てみたり対策をしてみました。
息子は全然平気なようで、進行方向側を頭に寝ていました。
(部屋のタイプによりベッドの向きは異なります)
音
振動と同様に列車の走行音も激しめです。
今回の乗車では遊び疲れてすぐ眠ってしまったので特に問題はありませんでしたが、
前回の乗車ではなかなか眠ることができず辛かったです。
音に敏感な方は耳栓があったほうが良いと思います。
光漏れ
ブラインドはあるものの、駅を通過する時など光が入ってきます。
窓が大きいため、結構な光の量です。
眠りに入ってしまえば気にならないと思いますが、アイマスクがあると便利です。
ベッドの狭さ
ベッドが狭いので、上の段に寝る場合は注意が必要です。
落下防止の対策はしてありますが、爆睡して寝返りを打った際に下に落ちそうな感覚に襲われ怖かったです。
窓側に背中を向けて寝るように工夫しました。
大人は落ちる心配はないと思いますが小さいお子さんは下の段に寝かせたほうが安心です。
こどもは上に寝たがるんですけよね(笑)
タバコ臭さ
禁煙室が取れなかったので、喫煙室に乗車しましたがタバコ臭さはありました。
強烈なニオイではありませんが、少し気になりました。
乗り物に酔いやすい方は注意が必要です。
タバコの臭いが苦手な方は、禁煙室(個室)を予約した方が良いと思います。
しかし禁煙室は喫煙室よりも先に満室になってしまいますので、早めの予約がおすすめです。
深夜出発、早朝到着
深夜出発・早朝到着する点は、良い点でもあると思いますが…
その前後のスケジュールによっては時間潰しに苦労するかなと感じました。
朝からがっつり観光する方や、朝からの仕事に向かう方には魅力であると思いますが、
我が家は小学生の息子との乗車だったので、寝台列車を下車してからホテルのチェックインまでの時間潰しが大変でした。
息子は疲れてしまい、9時間も外で過ごすには無理がありました。
デイユースのホテルなど休憩できる場所を確保しておけば良かったなと反省しました。
前回は旅行に向かう行きの列車として利用しましたが、
今回は帰路で利用し、そのまま家に帰るという作戦に切り替えて乗車しました。
そして乗車前の時間は休憩で数時間ホテルを利用しました。
これは良い選択だったなと思います。
次回も今回と同じ作戦で寝台列車を利用しようと思っています。
とはいえ、全て寝台列車の醍醐味とも言える貴重な体験なので
対策をしつつもそれらを楽しんで乗車できたら良いですね。
おわりに
まとめ

今回は寝台列車「サンライズ瀬戸」を紹介しました。
今回は2度目の乗車となりましたが、シングルツインを母と息子の2人で利用しました。
①揺れ・音・光で眠れない
②早朝からの時間潰しに苦戦
という過去の失敗を受け、リベンジ乗車となりました。
結果、楽しく快適に寝台列車に乗車することができました。
宿泊と移動が同時にできる、非日常が味わえる、
寝台列車は大人も子どもも楽しめる唯一無二の列車です。
サンライズ瀬戸(サンライズ出雲)、ぜひ乗車してみてください!
今日のおやつ・BGM
今日のおやつ

今日のおやつ:ブラックコーヒー、フィナンシェ(広島土産)
今日のBGM
今日のBGM:羊毛とおはな『はじめまして。+2〜入門編〜』
今回は寝台列車「サンライズ瀬戸」を紹介します。